仙台北部支部「仙台北部支部施設巡り」


 仙台北部支部は、これまで総会・懇親会(6月)、研修視察旅行(10月 1泊2日)、新年会(1月)を主事業として活動してきましたが、コロナ禍の中、これらの活動は3年間休止状態となっています。お知らせする情報がなくて残念です。

 そこで、仙台北部支部管内にある自然、文化、歴史を楽しめる施設を2か所紹介します。ドライブとランチを兼ねてお出かけください。この時期は紅葉も楽しめます。


1 昭和万葉の森

 昭和30年に第6回全国植樹祭が開催された平林地内の赤松林と、これに隣接する落葉広葉樹林の万葉植物を主体とした森林公園(22,65ha)です。森林浴を楽しみながら、散策できます。

 園内には、昭和天皇お手植えの松のほか、万葉の歌に縁りのある名前の散策路が11本あり、その沿道には万葉歌碑が48基建てられています。

 また、敷地内には「大衡村ふるさと美術館」があります。大衡村出身の洋画家、故菅野簾氏の作品約270点や画材類約150点が収蔵され、それらの一部が展示されています。胡菅野簾氏は、「蔵王の画家」と呼ばれています。

  所在地  大衡村大衡字平林内

  利用時間 午前9時から16時(10月まで16時30分) 入園料 無料

  美術館  開館時間 10時から16時 入場料 大人200円   

  休園、休館日は年末年始


2 宮床宝蔵(みやとこたからぐら)

 大和町宮床は、伊達政宗の孫にあたる宗房が領主となって以来、伊達家の小城下町として時を刻んできました。また、宗房の子の吉村は仙台藩五代藩主となっています。

 こうしたことからこの地は、伊達家ゆかりの品々が数多く残り、伊達文化が息づいています。宮床の歴史と生活・文化を後世に伝えているのが「宮床宝蔵」です。

展示室は、次のとおりです。

  第一展示室 七ツ森の風土と伝統

  第二展示室 山里の暮らしと生業(なりわい)

  第三展示室 祈りの森

  第四展示室 宮床の伊達様

  第五展示室 武士たちの心の里

その内容は、入館してからのお楽しみです。

  所在地  大和町宮床字下小路64 開館時間 9時から16時 休館日 月曜日