栗原支部「コロナ禍と栗原支部」


 令和5年を迎えました。栗原支部からは、コロナ禍での支部の状況と併せて会員の地域でのボランティア活動を紹介します。

 最初に新型コロナウィルス禍は4年目へ(令和2年~)。昨年のロシアによるウクライナ侵攻や物価高騰、食料・エネルギーの危機等、多くの問題をかかえて新たな年を迎えました。令和5年は、防衛費増額に伴う増税や社会保険料の見直しによる負担割合の見直し(既に令和4年10月より一定所得のある後期高齢者は医療費の窓口負担率が1割から2割に上がっております。)、また、円安による輸入物価の高騰(物価上昇は、ピークアウトする兆しは見えてきたが簡単には下がらないだろうとのこと。)など、年金暮らしにとっては、ますます大変な年になりそうです。

 では、栗原支部の状況ですが、コロナ禍により行動制限や密を避けるため集会等の自粛が求められ、令和2年から支部総会の開催を自粛してまいりました。新型コロナの流行の如何によりますが、令和5年は是非総会を開催し、諸先輩の方々の元気な姿に接することができればと思います。恩義のあるかけがえのない諸先輩の方々です。

 次に会員の状況ですが、令和に入り新会員の加入をみましたが、公私ともに忙しい方で、3年後に退会されました。令和になってからは、実質新会員の加入が無いということです。このまま新会員の加入をみないと、数年後には支部の会員全員が70歳以上、その多くが75歳以上の後期高齢者になります。また、お亡くなりになる会員の方、一人暮らしの会員、高齢者夫婦のみの世帯で市外の子供家族の所で世話になるという会員もみられ、支部の会員数は減少し続けております。支部の将来に危惧しているところです。

 年初から暗い話になりましたが、明るい話を紹介します。

 令和4年10月7日、宮城県栗原合同庁舎において、当支部幹事である狩野芳行氏が会長を務める「長崎川を愛する会」に河川の環境美化に貢献したということで、スマイルリバーサポーター宮城県知事表彰の伝達式があり、表彰状が贈られました。  「長崎川を愛する会」は、ボランティアで河川の清掃を行い、良好なまちづくりに積極的に取り組む団体として、19年の長きにわたり、長崎川の除草作業に取り組み、今回、知事表彰を受賞したものです。