地球温暖化によって北極海で、氷の融解が加速し、夏には消失する事態が早ければ2030年代に起こる可能性があるとの分析を国際研究チームが6月に発表した。また、気象庁は南米ペルー沖の海面水温が高くなり、世界的な異常現象の原因とされる「エルニーニョ現象」が発生したと見られ、さらに強いエルニーニョ現象になると発表。この現象によりインド洋熱帯域の海面水温が南東部で低く、西部で高くなる「正のインド洋大ポールモード現象」が起こる可能性があり「夏が暑くなる」と予測された。世界の平均気温も観測史上最も暑く「地球温暖化」の時代は終わり「地球沸騰化」の時代が来たと警告する。国内でも令和5年(2023)の夏は、西日本から北日本の広い範囲で高気圧に覆われ、厳しい暑さとなり各地で「熱中症警戒アラート」を発令し、エアコンの使用やこまめな水分補給などを呼び掛けた。
10月になりやっと暑さから解放され、我が家の庭木もこの暑さから伸び放題となり、例年の如く選定作業に取り組むこととした。春の剪定作業で一時中断していたサオシバや雑木の剪定を三脚ハシゴに乗り上部の剪定作業中に、一瞬のうちにハシゴから仰向けに落下してしまいました。
予想もしない展開となり地べたをはい回ることもできず、妻の手助けを受け、やっと起き上がることができました。現役中は工事現場で安全管理や危険予知訓練等について細心の注意を払うよう指導してきた自分が、まさか自分が落下するなどという、あってはならない事態に遭遇することとなった。事故を起こすことはないと確信し、作業するようにしていたが、自分の甘えから、ヒューマンエラーによって発生した落下事故を体感することとなった。落下当日は腰回り全体が激痛に悩まされ、身動きができなかった。
次の日、近くの整形外科でレントゲン検査をしたところ、背骨には異常は見られないとのこと。しかし、日にちの経過とともに局部的に痛みが増し、再度レントゲン検査の結果、肋骨2本が骨折していることが判明する。
朝の起床では、布団から抜け出すのに左右どちらを向いても激痛で起き上がれず、妻の介護により、10分程度も掛かり、やっと立ち上がることができた。毎朝の起床が難儀であることから、3日目からはベッドでの就寝に変えたところ、朝の起き上がりも多少楽になり、日を増すごとに回復していることが実感できるようになってきています。病院から提供された胸部固定ベルトを24時間装着し、さらに近くの整骨院に週2回通院し、早期の回復を願っています。
11月中の行事や各種会議を欠席し多大なるご心配やご迷惑をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます。私も年には勝てないと改めて感じている今日この頃です。妻の介護には感謝・感謝の毎日を過している今日この頃です。
副会長 武地 哲三